社会貢献活動

人材育成

名城大学寄附講座講師派遣

寄附講座とは、大学や研究機関において、産学連携の一環として行われる研究・教育活動の一種で、奨学を目的とした民間企業や業界団体などからの寄付金(奨学寄附金)を財源に、期限付きの客員教授などを招いて開設される講座を言います。2004年の国立大学の法人化以降、多くの大学で「寄附講座」が開かれました。近年は採用難を受けて、将来の人材獲得につなげる目的で設置する企業も増えています。

石川県土地家屋調査士会では、平成29年より愛知県土地家屋調査士会が主催する寄附講座に講師を派遣して講義を行っています。受験者数が減少している状況おいて、公益的活動としてこの寄附講座を通じ、学生に土地家屋調査士の存在、仕事等について深く知ってもらい、将来土地家屋調査士として活躍してもらう人材を増やすことを目的としています。

今後は、名城大学講師派遣の経験を活かして、石川県内での出前授業を行うことを計画しています。授業を通じて土地家屋調査士を深く知ってもらい、勉強したことがどのように社会の役に立っているのかを理解してもらうことを主な目標にしています。